あなたは普段、三脚を使っていますか?
スナップやポートレートではあまり機会が無いかもしれませんが、風景撮影をする方はお使いの場合が多いと思います。
最近SNSで、ある人達をよく見かけます。
どんな人達かというと、三脚を立てることがメインになっていて、カメラはオマケになっている
「三脚大好きオジサン」ですね。
こういう人達が世間に大量発生していると。
そんな三脚を愛するオジサン達へ残酷な真実をお伝えしなければなりません。
それは、「三脚は絶対に必要ない」という事です。
今日は三脚嫌いで有名なこの私が、三脚の悪い面について徹底解剖していきたいと思います。
とは言っても、三脚には様々なメリットがあるのも事実です。
長時間露光撮影には必須のアイテムですし、構図をゆっくりと落ち着いて決めることも可能です。
ただ、それ以上にデメリットが多すぎます。
こんな物を使っている人間はかなりの変わり者と言わざるを得ません。
三脚のデメリット
重くて持ち運びが大変
まず重すぎます。
ある程度剛性があって、しっかりとした雲台と組み合わせられる三脚となると、
重量は1.5kg~2kg以上になります。
そこに雲台、カメラ本体、レンズとなると平気で4Kgを超えてきます。
こんな物を担いで歩くのは余程の物好きでしょう。
そうじゃなかったらなんだと言うのですか。
私は登山用具の他に機材を持ち運ぶ為に毎日6Kmのランニングと筋トレを欠かしません。
登山時には必ず三脚をバッグパックにぶっ刺します。たとえカメラを置いて行っても三脚は持っていきます。
最悪ストックの代わりになりますし、熊が出たら戦えます。
いろんな構図を試さなくなる
三脚を使用すると、カメラマンの動きが悪くなる場合があります。
手持ち撮影の時は、カメラを構えながらしゃがんでみたり立ち位置を変えてみたりと、
上下左右様々な角度から撮影を試みる場合が多いですよね。
一方、三脚を使用した場合は「ここ!」と決めて三脚を立てたら最後、同じ位置からなかなか動かなくなってしまった経験、あるんじゃないでしょうか。
やはり重量級の機材ですから、何度も高さを変えたり移動したりするのは大変です。
カメラマンの機動力が落ちるという観点から、三脚は必要ありません。
なので私は、三脚を立てたらどのようにそれを構図に入れるか考えます。
どうしたら三脚が最も美しく写せるかをイメージし、作品を作りこんでいきます。
その間、自分はカメラを手持ちしているので機動力が落ちることはありません。
徹底的に動いてベストな構図を探す事が可能です。
手入れが大変
これは共感していただける方が多いのではないでしょうか。
三脚はとにかく手入れが大変です。
石突が土で汚れるのは勿論、高さ調整時に回すナット部分は砂が入り込んでジャリジャリと音を立ててきます。
そんな時はバラバラに分解して洗浄し、組み直す作業が必要になります。
ねじ切り部分にはグリスを塗付し、カーボン部分にはツヤ出し用の薬剤を塗ってピカピカに磨き上げます。
メンテナンスが一通り終わったら、とりあえず部屋の中で三脚を立てます。
そして、お酒を飲みながらしばらく眺めます。
やはりオススメは日本酒ですね。
おつまみは必要ありません。三脚があるので。
まとめ
ご理解頂けましたでしょうか。
三脚はとにかくデメリットだらけなのです。
使っているのは本当に一部の変人だけなのです。
三脚に10万も20万も掛けるなんて正気の沙汰ではございません。
これを見ているあなたは、絶対に三脚を使わないでください。
ちなみに、綺麗にメンテナンスした三脚は抱き枕としても使用出来るのでお勧めです。
いかがでしたでしょうか。
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