プロトンとアトムの違いを解説!プロトンを着用し続け、毎日10km走ってみた使用感も解説。

スポンサーリンク


「スポーツ特価化繊ダウン」として定評のあるアークテリクスのプロトンシリーズ
今回「プロトンFLフーディ」を購入しました。
薄手で通気性が良く、表面生地の耐久性が高いのが特徴です。

ただ選ぶ際には色々と悩みがありました。
なぜなら、アークテリクスの化繊ダウンには「プロトンシリーズ」の他に「アトムシリーズ」という超人気商品があります。
この違いが分かりづらく、検討する上で障壁になる方が多いんじゃないでしょうか。
もしくは、「とりあえず人気のアトムにしておけば間違いないか」と考える方もいるかもしれません。

また、プロトンシリーズには現在「FL」「LT」という2種類のグレードがあります。
自分に合っているものは一体どれなのか、判断に迷いますよね。

このアークテリクスあるある「商品が多過ぎて分かりづらい問題」を解決し、あなたがアークテリクスを購入する際の迷いを少しでも減らしたいと考えています。

森山ヒカル
森山ヒカル

私は個人輸入販売を営んでおり、アークテリクス商品も数多く扱っています。
また、風景写真撮影を趣味とし、多くのアウトドアフィールドでウェアの着心地や使い心地について日々検証を重ねています。
その中で、本当に良い商品だけを皆さんにお勧めしたいと思っています。

 

【今回の記事内容】
・プロトンFLの特徴
・アトムシリーズとの違い
・FL、LTなど、グレード毎の違い
・国内購入と個人輸入の価格差、オススメの購入方法とは

これらの内容について分かりやすく解説していきます。
化繊ダウンのメリットは安価で濡れに強い事。そして洗濯可能なところです。
ダウンジャケットとの違いとして、ここは大きな利点ではないでしょうか。

この記事を読んで頂ければ、アークテリクスプロトンシリーズの概要が分かると共に、冬の化繊ダウン選びに迷うことはなくなります。
自分に合ったジャケットを選び、アウトドアやタウンユースでかっこよく着こなしましょう。

スポンサーリンク

なぜプロトンFLを選んだのか


何故、私がプロトンFLを選んだのか。その理由は、プロトンは数あるアークテリクス商品の中でも「低温下での活動」に特化したジャケットだからです。

アークテリクスの化繊ダウンジャケットは「プロトンシリーズ」と「アトムシリーズ」の2種類があります。
ふたつのシリーズの違いについては後述しますが、低温下での持続的な運動を行う方であれば、断然プロトンシリーズをオススメします。

理由は、高い通気性と表面素材の違いにあります。
プロトンシリーズは、表面生地に「フォーティアス™ エア 20」という素材を使用しています。
この生地は非常に通気性が良く、耐摩耗性も高いのが特徴です。
摩耗試験では、業界基準の60倍以上の耐久性を示したとされており、バッグパックを背負った状態で激しい運動を行っても、表面生地に擦れ跡が付いたり、毛玉になったりする事を防いでくれます。

また、あなたは、低温下で運動をしている時に徐々に身体が暑くなってきて上着を脱ぐ、という経験をしたことがありませんか?
冬場のランニングや登山など、低温下での運動って温度管理が難しいですし、何より「ジャケットを着ていると動きづらい」というトレードオフの関係にあります。

しかし、プロトンFLの中綿で使用されている断熱素材の「オクタロフト」は、ストレッチ性にも優れており、運動の邪魔になることはありません。


プロトンシリーズは2016年から商品展開されていますが、2019年にモデルチェンジがなされています。
グレードが高い方の「プロトンLT」の保温素材には「コアロフト™ コンパクト 80」が使用されてます。
これは2019年のモデルチェンジ時に変更がなされた新素材です。
通気性と保温性を両立した新素材により、運動量が多いときでも体が暑くなるのを防ぎ、体温を最適に保つ効果があります。

【プロトンFLを着用し、1日10kmランニング】を冬場のワンシーズン続けてみた


私の体験談ですが、プロトンFLは私の悩みも解消してくれました。
私は山形在住で、通勤は片道5kmを毎日ランニングで通勤しています。
冬場は、猛烈な雪が降り積もる氷点下の中を 走ることになります。
さすがに寒いのでジャケットを着て走り始めるのですが、徐々に体が熱くなってきて途中で脱いでしまうんですよね。

ですが、プロトンFLを着るようになってからはそれがなくなりました。
走っていても体が熱くなりすぎることなく、適度な状態を保ったまま運動を継続することが可能です。

プロトンシリーズには「FL」「LT」の2種類のグレードがあります。
「FL」は薄手で軽量、「LT」はFLよりも保温性を重視した商品です。

つまり、 あなたが普段を行っている運動の種類によって、「FL」なのか「LT」なのか 適切に選択することが重要になります。

森山ヒカル
森山ヒカル

私の体感では、冬の山形市内(氷点下2~3°) の中を5kmランニングする程度であれば、プロトンFLでも寒さを感じることはあまりありません。
それ以上の寒さであったり、強風などで体感温度が低い環境であれば、プロトンLTを検討する余地がありそうです。

「プロトン」と「アトム」の違い

では次に、 アークテリクスの化繊ダウンジャケットである「プロトンシリーズ」「アトムシリーズ」の違いについて詳しく説明します。

結論から言うとその違いは通気性と保温力にあります。
基本的には プロトンシリーズの方が通気性が良く、アトムシリーズの方が保温力を重視した作りになっています。

プロトンはジャケット内側の素材がメッシュになっています。

「プロトンシリーズ」
アークテリクスの化繊ダウンの中では保温力が低め。
裏地はメッシュ素材で通気性がよく耐摩耗性が強いので、低温環境での運動性能に優れる。
「アトムシリーズ」
保温力が高い代わりに通気性がやや低い。
休憩を挟みながら断続的に体を動かす程度であればアトムシリーズがオススメです。

「FL」「LT」などグレード毎の違い

次にプロトンシリーズのグレードごとの違いについて見ていきましょう。
プロトンシリーズには「FL」「LT」の2種類のグレードがあります。
「FL」は最も軽量で「LT」は保温素材の変更により、FLと比べ暖かさを重視したグレードとなっています。

プロトンLTプロトンFL
重さ375g323g
フィット感トリムトリム
防水耐久撥水耐久撥水
耐風性軽風対抗
中綿素材コアロフト™ コンパクト 80オクタロフト通気性断熱材
表面素材フォーティアス™ エア 20フォーティアス™ エア 20

 

森山ヒカル
森山ヒカル

「FL」と「LT」には中に使用されている保温素材以外の違いはほとんどありません。
あなたが普段行っている運動の種類と強度によって選択すると良いでしょう。

「個人輸入」と「国内購入」の価格帯について

【個人輸入の場合】


個人輸入の場合イギリスの大手アウトドアショップ「Ellis Brigham」ではプロトンFLが£163.99で販売されています。

これはイギリスの税込価格なので、日本円でいうと「約\18,800-」です。送料や関税、消費税を考慮すると「約\21,920-」となり、国内購入より\7,000-程度安く購入可能です。
プロトンFLに関しては個人輸入による購入をオススメします。

【個人輸入】え!こんなに違うの?アークテリクスを安く手に入れる方法
私は悲しいです。 なぜ日本で購入する海外のアウトドア製品はこんなにも高いのか。 「アークテリクス」や「ザ・ノースフェイス」をはじめとしたアウトドアウェアは価格が非常に高いですよね。 皆様はどのように感じてますでしょうか。 もし、...

【国内購入の場合】

国内購入の場合は楽天価格で
「\28,481-」でした。

いかがでしたでしょうか。
このブログではカメラやアウトドアに興味がある皆さんのお役に立てるよう、日々情報発信しています。
このブログが面白いなと思って下さった方は、下記のシェアボタンからSNS等で共有して頂けると大変励みになります。
これからも分かりやすくて面白いコンテンツを一生懸命作っていきますので、宜しくお願いいたします。

コメント

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました