【これは辛い】撮影の失敗あるある4選

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こんにちは森山です。
今日は「撮影の失敗あるある4選」という話をしていきたいと思います。

皆さんは撮影で失敗してしまったことありますでしょうか?

「あれ?ピントが合ってないよ・・・」

「露出が高過ぎて白飛びしちゃった」

なーんて失敗は誰もが経験あるんじゃないでしょうか。

私もね、たくさんあります。
そんな、「失敗のデパート」と呼ばれる私が経験した多くの失敗の中から、4つをピックアップしてみました。

ただし、こんな失敗がありましたーっていう話だけでは終わりません。
失敗をしないためにはどうしたらいいのかという具体的なアクションプランも合わせてお話できればと思います。

私の失敗談を通じて、皆様が撮影の際に私と同じ失敗をしてしまわないよう、参考にしていただければ嬉しいです。

それでは行きましょう!

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撮影の失敗あるある

①SDカードが入ってない

これはね、カメラをやっている方なら首が取れるくらい頷いてると思います。

早起きして車で2時間、眠い目を擦りながら
登山口へ到着。
重い荷物を背負い、ハァハァと息を切らしながらやっとの思いで撮影ポイントに到着したあなた。

広がる絶景は狙い通りの素晴らしいロケーション!
三脚を立て、カメラをセットしました。
よし、完璧だ!電源ON!

 

「SDカードが挿入されていません」

これですね。
地獄。まさに地獄。
私は2000万回くらいやってます。

SDカードの入っていない一眼レフはただの鉄の塊ですからね。
そんなカメラはテントのペグを打つことしか出来ません。

一眼レフにも内蔵メモリを付けてくれと何度思った事でしょうか。
残念ですが、眼下に広がる絶景はスマホでパシャパシャ撮って、血の涙を流しながら下山するしかありません。

一体どうすればこのような事態を避けることが出来るのでしょうか。

それは「カメラをバッグにしまう前に、必ず動作確認をしよう」です。

「そんなの分かってるよ!それが面倒で出来ないから忘れるんでしょうが!」

という声が聞こえてきそうですが、落ち着いて下さい。

何故、「カメラをバッグに入れる前に電源を入れてみる」というボタン1つ入れるだけで済むことが出来ないのでしょうか。

それは、SDカードという物を軽視しているからです。
SDカードはカメラの付属品に過ぎないという感覚が頭の片隅にあるのではないでしょうか。

前述の通り、SDカードの無いカメラは鉄の塊に過ぎません。

例えると、右足の無いエクゾディアくらい使い物になりません。
カメラが胴体だとしたら、右足はSDカードです。
ちなみに左足はバッテリーです。

何か一つが欠けただけでも、残りの全部が意味のない物になってしまいますよという意識を持ちましょう。

SDカードは付属品ではありません。
右足です。

これで、SDカードの重要性は分かりましたね。
カメラをパッキングする前に、必ず電源を入れて動作確認しましょう。

また、安すぎる謎メーカーのSDカードはデータが消えやすかったりします。
信頼性の高いメーカーのSDカードを使いましょう。

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②撮れ高が一切無い

ガッチガチに準備して、鼻息荒く出掛けたは良いものの、思ったような撮影条件が揃わなくて一回もシャッターを切らずに帰ってきた。
なんて経験は無いでしょうか?

何の成果も得られずに帰ってくるのは辛いですよね。

私はこれを「進撃の巨人第一話の調査兵団パターン」と呼んでます。

巨人の調査に出て行った調査兵団が何の成果も得られずに帰ってくるという物語序盤の戦慄シーンですよね。

これって写真にも言えることで、これを撮るぞって決め過ぎちゃうとこのパターンに陥ることが多いです。

例えば、「今日は雲海を撮る」と決めて撮影に出かけてしまうと、仮に雲海が出ませんでしたとなった時にガッカリして、シャッターを切らずに帰ってくる人が2000万人くらいいますと。

これ何がダメかと言うと、 雲海が取れなくても他に取るものいっぱいあったんじゃない?っていう話ですね。

雲海を撮りたいっていう思いが強すぎると、視野が狭くなってしまいます。
足元に咲いてる珍しい花とか、向いている方向と反対側に出ている綺麗な空とか、 そういうものに気づけなくなっちゃうんですよね。

進撃の巨人の調査兵団って、巨人の調査っていう目的で塀の外に出てるわけじゃないですか。
そこで本来の目的が達成できなくて、ボロボロになりながら帰ってきて街の皆に謝ってるって言う話ですよね。

これって、本来の目的である巨人の調査で成果が何も得られなくても、例えば塀の外には珍しい薬草がなってたりとか、そういうこともあるかもしれないですよね。
そしてそれを持ち帰ったら、本来の目的とは違うけれど街のみんなのために役に立つような成果を上げたと言えるんじゃないでしょうか。

そういう視野の広さを持つっていうことが この「 進撃の巨人第一話の調査兵団パターン」に陥らない ための大事なことかなと思います。

なんでもない景色を美しく切り取ってこその カメラマンだと私は思います。

③全部JPEGになっちゃってる

これは人によるとは思うんですけど、撮影の設定が全部JPEGになっちゃってると。
そうすると後で編集が効かないんで後悔しますよという話ですね 。

RAWとJPEGの違いについて簡単に説明すると、 RAWデータっていうのは生データの状態です。
ここからいくらでも編集可能で、PhotoshopやLightroomなどのソフトでどんだけいじっても画像の質が劣化しないという特徴があります。

一方でJPEGっていうのは、カメラの方である程度現像処理を施した状態で保存されるデータになります。
データサイズが小さくなるというメリットはあるのですが、後から編集が効かないのでここを直したいなとかっていうのがあったとしてもそれはできません。

ただ、これは
「後から編集するのは邪道だ。JPEG 1枚撮りこそカメラマンの実力である。」
という派閥は昔からあるので、そういう人には当てはまらないと思います。

RAWとJPEGって、例えると挽き肉とハンバーグ みたいな感じで、挽き肉はハンバーグを始めとした、どんな挽き肉料理にでも調理可能なんですけれど、JPEGっていうのは最初からカメラの中でハンバーグにして保存してるという状態なんですね。

後から他のひき肉料理に編集しようとしても もう出来上がっちゃってる状態なので編集が効かないと、そういう話ですね。

なので、撮影の際はRAWデータで撮影することが基本になります。
この設定をたまに間違ってしまって、全部JPEGで撮ってしまうことがありますと。
これカメラやってる人なら誰もが経験したことあることなんじゃないでしょうか。

いじってるつもりないのに、いつの間にか設定が変わってるんですよね。不思議ですね。

そして、これをどうしたら防止できるかという話をしていきたいと思います。

これ、SD カードの話とも通じるんですが、結論、「まず試し撮りして画像の詳細を確認しましょう」という話ですね。

そんなの分かってるよっていう声が聞こえてきそうです。
確かに絶景を目の前にして写真を撮り始めると、細かい設定の確認とか考えてる暇ないんですよね。
テンションもあがっちゃってるし。

なので、それが出来ない方にお勧めなのは「デュアルスロットのカメラを購入すること」も一つの方法だと思います。

デュアルスロットっていうのはSDカードを2枚挿入できるカメラのことです。
SDカード1をRAWデータで、SDカード2をJPEGで保存するような設定で撮りましょう。

そうすることによって2種類のデータで保存するという格好になるので、ミスも少なくなります。

デュアルスロットの一眼レフカメラっていうのは、価格もそれなりにするものが多いので 簡単にお勧めできる物ではないんですけど、そういうリスクヘッジも含めてカメラの性能だと思いますので、是非検討していただきたいなと思います。

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④全部微妙にブレてる

写真がブレてしまう原因は、カメラと被写体の動きがズレていることです。
静止状態の被写体に対して、撮影したときに体や手が動いてしまう「手ブレ」と、逆にカメラは固定した状態でも被写体が動いてしまうことによってブレてしまう「被写体ブレ」があります。

撮影した時は カメラの小さい画面で写真を確認する事になりますから、バッチリ撮れたなーと思っても、家に帰ってきてパソコンに取り込み、大きな画面で写真を見た時に

「あれ?なんかこれ全部ボケてない?全部微妙にブレてない?」となって全てお蔵入りになると。

あなたにも近い経験があるんじゃないでしょうか。
それでボケてる被写体を後からPhotoshopで一生懸命バキバキにシャープネスかけて、ピントが合ってるかのように見せかける作業に没頭することになるんですけど、大抵の場合うまくいきませんよね。

どうすればこのような事態を防げるのてしょうか。

【手ブレの場合】
これは三脚を使いましょうというのが結論です。
ただ、安い三脚だとちょっと風に吹かれただけで生まれたての子鹿のようにガタガタと震えてしまうので、できるだけガッシリとした三脚を購入することをお勧めいたします。

三脚が使えない場合は、カメラを撮る時のスタンスをしっかりと決めることが大切になります。
カメラを撮る時の足の置き方、体重の乗せ方、 脇を締めるのかどうか、肘の位置、全てを決めておきましょう。

こうすれば絶対ぶれないぞっていうスタンスを決めておくことで、再現性の高い、ブレない写真が撮れるというわけです。

僕は昔ダーツをやってたので分かるんですけど、スタンスってめちゃめちゃ大事なんですよね。
ダーツを投げる時に、足を合わせるスローラインってありますよね?
あそこに沿って足を置くわけなんですけど、その足の角度が何度なのか、そして右足と左足に体重を何割ずつ乗せるのか、姿勢はどうするのか、狙う時に右目で合わせるのか左目で合わせるのかなど、もの凄く細かいところまでバッチリ決めてるんですよね。
そうじゃないと毎回同じところにダーツは飛んでくれないと。

スタンスって、写真撮る時にはそんなに気にする方は少ないかもしれません。
しかし、カメラでシャッターを押すというのは木で言えば枝葉の部分で、その写真を撮る木の幹がしっかりしてないと良い写真は撮れませんと、そういう話ですね。

【被写体ブレの場合】
次に被写体ブレに関してなんですが、これは結論、シャッタースピード上げましょう。
初心者の方にありがちなのがF値優先モードでF値だけ決めて撮ってるって言う方多いんじゃないでしょうか。

そうすると被写体に動きがある場合に被写体ブレが起きてしまう。
これがあるあるパターンですね。
できれば常にマニュアルで、F値とシャッタースピード、そして露出。
これを全部手動でコントロールできるようになるのが本当は一番いいです。
もしくはシャッタースピード優先モードにしてF値に関してはカメラの性能に委ねると。
そのどちらかなんじゃないかなぁと思いますね。

まとめ

撮影の時のミスっていうのは、多かれ少なかれ誰にでもあると思います。
大切なのはミスをした時にそれを分析して 同じことを繰り返さないためにはどうすれば良いのかを考える事。

実は、世の中の殆どの問題は意識だけじゃ解決出来ません。
なので、仕組みで解決する事を前提に、具体的なアクションプランを考えて実行する事で 有意義な撮影ができるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。
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