【春は必須レベル】パタゴニアのバギーズジャケットを徹底レビュー

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「タウンユースでもいけるお手軽ジャケット」として定評のあるパタゴニアのバギーズジャケットを購入しました。
バギーズジャケットはカテゴリで言うとボンバージャケットに分類されます。
薄手で丈が短めなのが特徴ですね。
袖と裾の部分にリブが入っており、キュッと絞まるようなシルエットが魅力です。

バギーズジャケットの表面生地は耐風&耐水性を備えており、ジャケット内側はメッシュ素材を採用しています。
実用性に優れ、アウトドアは勿論のこと、普段着としても優秀なジャケットです。

このジャケットはパタゴニアの中でも人気商品ですが、実は購入に際して色々と注意事項もあります。
半年ほど着用して、使用感が分かってきましたので皆さんと共有したいと思っています。
購入を検討している方は、参考にして頂けると嬉しいです。

森山ヒカル
森山ヒカル

私は個人輸入販売を営んでおり、パタゴニア商品も数多く扱っています。
また、風景写真撮影を趣味とし、多くのアウトドアフィールドで商品の着心地や使い心地について日々検証を重ねています。
その中で、本当に良い商品だけを皆さんにお勧めしたいと思っています。

【今回の記事内容】
・バギーズジャケットのここがスゴい
・他社製品との比較
・半年着用して気付いた、購入前の注意点
・国内購入と個人輸入の価格差、オススメの購入方法とは

これらの内容について分かりやすく解説していきます。

この記事を読んで頂ければ、パタゴニア バギーズジャケットの概要が分かります。
また、実際に半年間着用した生の声をお届けいたします。
自分に合ったジャケットを選び、アウトドアやタウンユースでかっこよく着こなしましょう。

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バギーズジャケットのここがスゴい

バギーズジャケットを一言でまとめると「条件を問わず、気軽に着回せるジャケット」という事になります。
では、具体的に何がそんなに良いのか、3つの特徴についてご説明します。

耐水性、耐風性に優れた生地素材


バギーズジャケットの生地はリサイクルナイロン製で、柔らかく動きやすい素材で作られています。
その表面にはポリウレタン・コーティングDWR(耐久性撥水)加工が施されており、 多少の雨風であれば全く問題無く、快適に過ごすことが可能です。
アウトドアブランドとして名高いパタゴニアの技術が惜しみなく使われていますので、信頼性も高いです。

生地素材として使われているリサイクルナイロンは、ペットボトルや使い古された衣類、漁網などをリサイクルし、製造されています。
パタゴニアは地球環境保護に対する取り組みに力を入れており、2020年春夏シーズン現在では、製品の81%にリサイクル由来の素材を使用しています。
この取り組みにより、パタゴニアは従来のバージン素材を使用していた時代と比較して18%もの二酸化炭素削減に成功しています。
これは、金額にすると700万ポンド(約10億円)以上のCO2排出を回避したことになります。
機能性やデザインだけでなく、こうした環境配慮製品を着ることは、アウトドアを楽しむ私達にとっても非常に意味のあることではないでしょうか。

裏地のメッシュ素材


バギーズジャケットの裏地はメッシュ構造になっています。
トリコットメッシュという素材を使用しており軽量で吸水速乾性が高いのが特徴です。
アウトドアメーカーのパタゴニアらしく、屋外での活動を前提とし、体温変化に対応可能な作りになっています。
これは私が実際に着用した感覚のお話なのですが、耐風・耐水素材のジャケットは、体を動かすとどうしても内側に熱気が溜まってしまって、汗をかきやすい作りになっている場合が多いんですよね。
しかし、バギーズジャケットはキャンプなどでテントの設営やアクティビティを行なっている間も、逆にまったりとイスに座ってコーヒーを飲んでいる間も、常に一定の温度状態をキープしてくれている気がします。
外気はシャットアウトしつつ、内側のムレは逃がすという構造になっており、秋~春にかけて大いに活躍出来るポテンシャルを持っていると言えるでしょう。

地味にありがたいポケット内側のフリース素材

バギーズジャケットのポケットの内側にはフリース生地が施されています。
これが地味にありがたいんですよね。
何故かと言うと、秋から春にかけての肌寒い日には フリース素材が使われているかどうかによって、手をポケットに入れた時の回復力が全然違います。
アークテリクスのアトムシリーズを始めとした高価格帯のジャケットであれば、ポケット内側のフリース生地が使われている場合は多いです。
しかし、この価格帯のジャケットでこういったきめ細やかな配慮がされているのは非常にポイントが高いのではないでしょうか。

他社製品との比較

アウトドアメーカーが手掛けるボンバージャケットといえば、「ザ・ノース・フェイス」のトランジットボンバージャケットが有名です。


ではどのようなところが他社製品と違うのでしょうか。
今回は バギーズジャケットと前述のトランジットボンバージャケット比較してみました。それが下の表です。

patagonia バギーズジャケットTHE NORTH FACE トランジットボンバージャケット
表面生地リサイクル・ナイロン100%マイクロリップ ストレッチナイロン(ナイロン92%、ポリウレタン8%)
中綿無しV-モーション インサレーション
裏地トリコット・メッシュ100%ステッチ仕様(メッシュ無し)
ポケット内フリース素材表面生地と同様のナイロン素材
重さ516 g610g
撥水加工有り有り
森山ヒカル
森山ヒカル

THE NORTH FACEのトランジットボンバージャケットには「中綿」が施されており、保温性があります。

晩秋~冬の終わり⇒【トランジットボンバージャケット】

春先~秋⇒【バギーズジャケット】

で使い分けするのがオススメです。

半年着用して気付いた、購入前の注意点

サイズ感


バギーズジャケットのサイズ感なんですが、購入の際には多少注意が必要かもしれません。
というのも、バギーズジャケットは着丈が短めに作られているので、丈を合わせると袖が長くなり、袖に合わせると丈が短くなるという状態になりがちです。
私の場合は、身長181cm・体重60kgの痩せ型ですが、Mサイズで丁度良いサイズ感でした。
袖が余ると格好悪いので、普段着ている服のワンサイズ小さめで選ぶと良さそうですね。

色のチョイス

https://www.patagonia.jp/ms-baggies-jkt/28151.html

現在、パタゴニア公式サイトでは4色のバギーズジャケットがラインナップされています。
オススメは「Ink Black」です。
何故かというと、それ以外の色は結構上級者向けだからです。
例えば「Pumice」は白っぽい色が特徴ですが、ある程度年齢を重ねた方が着ると「作業着感」がスゴいんですよね。

残りの2色も「おじさん感」が強くて着こなしが難しそうです。
過去には「抹茶グリーン」や「サーフボードイエロー」などもありましたが、同じく作業着感満載です。
工業高校の実習着を思い出します。

森山ヒカル
森山ヒカル

合わせ方やスタイルに自信の無い方なら、無難に「Ink Black」にしておいた方が良さそうです。

リブの毛玉問題

バギーズジャケットのレビューを見ると、「袖や裾のリブ部分に毛玉が沢山出来る」というマイナス評価が散見されます。
私は半年ほど着用していますが、そんなに気にならないというのが正直な感想です。
週末に着るくらいなので回数は少ないかもしれませんが、よほどヘビーユーズしない限りは心配無用でしょう。

国内購入と個人輸入の価格差、オススメの購入方法

個人輸入の場合

イギリスの大手アウトドアショップ「Ellis Brigham」ではバギーズジャケットが通常販売価格£109.99で販売されています。
これはイギリスの税込価格なので、日本円でいうと「約12,800円」です。

送料や関税、消費税を考慮すると「約19,000円」となり、国内定価を越えてしまいます。
まとめ買いやセール、円高ポンド安の局面であれば個人輸入も有りですが、バギーズジャケットに関しては基本国内購入をオススメします。

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国内購入の場合

国内購入の場合はAmazon価格で
「17,600円」でした。
単品で買うなら国内購入で間違いないでしょう。

まとめ

ちょっとした外出から本格アウトドアまで多岐にわたって着まわせるのが「バギーズジャケット」の魅力と言えるでしょう。
これからの季節には大変オススメのジャケットです。

いかがでしたでしょうか。
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