©PENTAX公式
リコーイメージングが、開発中のAPS-Cフラッグシップ機の開発状況と正式名称、詳細スペックを発表しています。
製品名はPENTAX K-3 Mark III、発売時期は2021年2月25~28日に開催を予定しているCP+2021の時期を目指して開発中とのこと。
「PENTAX STATEMENT」を体現する製品として、一眼レフカメラの本質的な価値にこだわり、写真を生涯の趣味として楽しまれている多くの方々が、撮影のプロセスまで楽しめる機能・性能を備えたカメラとなるようです。
果たして、どんな機能が盛り込まれるのでしょうか。
「PENTAX STATEMENT」に関する記事はこちら
進化した機能
ISO感度
ISO感度は100~1600000との事。すごい戦闘力ですね。
ISO感度が凄い凄いともてはやされたPENTAX KPやK1Ⅱでも最高感度816000でした。
かなりの高感度性能が期待されます。
測光方式
30.7万画素RGBIrセンサーによるTTL開放測光
PENTAX K1Ⅱは8.6万画素のRGBセンサーを搭載しています。
このセンサー性能の違いがどれほどの物なのか楽しみですね。
AF性能
SAFOX13、101点測距(25点はクロスタイプ)
PENTAX K1は33点測距でしたから、三倍以上の進化を遂げています。
ただ、他社機では100以上は当たり前。
機種によっては、同じAPS-C機でも200以上の測距点を備えた物が出ていますので、これは特別抜きん出た性能とは言えないかもしれません。
連写性能
最高約12コマ/秒
SONYa9などの一部超スペック機種を除けば、10コマ/秒くらいがトレンドの連写性能。
その中で最高約12コマ/秒はかなり頑張っているという印象です。
AFが追いつくのかどうかだけが心配です。
数を撃っても全部ピンぼけしてたんじゃ話にならないですからね。
デメリット
背面モニタが固定
背面モニタが固定らしいです。
PENTAX K1のような変態的バリアングル液晶である必要はありませんが、チルト出来ないのは少し不便ですね。
GPS非搭載?
GPSについては一切触れられてないので、非搭載の可能性が高いです。
つまり星を追尾出来るアストロトレーサーなどの機能も無いということになります。
価格
価格は現段階で非公表となっています。
しかし、一部界隈では20万円台後半という噂が出ています。
市場ではフルサイズの高スペック機でそのくらいの価格が普通ですからね。
APS-C機で本当にこの値段なのだとしたら、少し高いという印象です。
まとめ
PENTAX得意の飛び道具的な尖った新機能は無さそうです。
どちらかというと、AFや連写性能などPENTAXが苦手とされている分野にテコ入れが入った感じでしょうか。
機能的には、今までのPENTAXカメラと比較すると頭一つ抜けますが、他社機と比べると魅力は「今ひとつ」という感想を持ってしまいます。
あとは価格の問題ですね。20万円台後半という噂がガセで、もっと安いなら印象はだいぶ変わってきそうです。
いかがでしたでしょうか。
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