【写真上達法】写真が上手くなるためには【初心者からの脱却】

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こんにちは、森山です。

プロの写真家とアマチュアカメラマン。
見えている世界にはどんな差があるのでしょうか。

今回は初心者の方向けに『写真が上手くなるためには』というテーマで話したいと思います。

あなたは普段、どんな写真を撮ることが多いでしょうか?
お子さんや風景、動物、植物など、被写体の種類は無限にあります。

そんなとき、「あぁー、もっと写真が上手だったらなぁ」と思ったことはありませんか?
使っているカメラがスマホだとしても一眼レフだとしても、写真を撮る方なら必ず一度は思うことではないでしょうか。

そういう私もアマチュアのカメラマンとして、毎日考えていることです。
なかなか上達せず、試行錯誤の日々ですが得た物も沢山あります。

今日は「もっと写真が上手くなりたい!」という初心者の方向けに、私が学んできたノウハウの一部を紹介したいと思います。

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なぜ上達したいのか

私は写真を始めた頃、ただ楽しく目の前の被写体を撮ることだけを考えていました。

梅雨のジメジメとした夜の田んぼ道。
体に貼り付くような湿った空気の中で、時間を忘れて撮り続けたあの日のホタル。

凍えるような寒さと暗闇の中、膝まで雪にハマってガタガタ震えながら夜明けを待った冬の日。

一瞬のチャンスをモノに出来ない日が何度もありました。
その度に悔しくて、血の涙を流しながら「上手くなりたい・・・っ!!」と唇を噛み締める毎日でした。

これから紹介する3つのステップを意識して貰えれば、大きな上達が見込めるはずです。
シャッターチャンスはいつも一瞬です。
一瞬の風景
一瞬の笑顔
一瞬の動き

一枚でも多くの思い出を残せるように。
それではいきましょう!

上達の『心・技・体』

物事にはよく『心・技・体』という言葉があります。

【心】とは思想や哲学
【技】とはテクニックや知識
【体】とは目的を達成するための身体

実はこの3つ。
【体】【技】【心】の順番でしか身に付かないと言われています。

【体】については、山岳写真を撮るような方であれば体力作りのためにランニングや筋トレが必要かもしれません。
しかし、殆どのカメラマンには必要ありませんよね。

つまり、初心者の方が先に身に付けなければいけないのは【技】にあたるテクニックや知識なのです。
哲学や写真に対する向き合い方はさらにその上の、いわばプロの領域ということになります。

写真上達のための具体的な【3ステップ】

では、初心者カメラマンが身に付けるべき【技】とは何なのでしょう。

その3ステップを解説していきます。

構図

1つめのステップは『構図』です。

有名どころでいうと『三分割構図』『日の丸構図』は聞いたことがあるのではないでしょうか。

構図は格闘技で言う『型』であり、スポーツでいう『美しいフォーム』です。

とりあえずそのメゾッドに当てはめて写真を撮ってみるだけで、『それっぽい写真』に見えてきます。

「写真っていうのはもっと自由なアートなんだ!決まった型にはめるのは面白くない!」という方もいるかもしれません。

しかし、それは次の段階である【心】に関わる事項と考えています。
独創的な絵を描くことで知られる「パブロ・ピカソ」も若年期はとても写実的な絵を書いていました。

基本が出来なければその先に行くことなど不可能なのです。

サーカスで命知らずのアクロバットを決める団員も、全ては基礎の上に成り立っています。

構図に関しては、前述した『三分割構図』『日の丸構図』の他にも沢山の『型』が存在します。

私はこれらの本で構図の勉強をしました。
リンクを貼っておきますので宜しければ参考にしてみてください。



観察力

2つめのステップは『観察力』です。

「そんなの何回も聞いたことあるよ。どうやったら観察力がつくのか教えてくれよ」
って思いますよね?

私が観察力を高めるために意識している2つの事があります。

それは【視野】【視座】です。

【視野】は何となく分かりますよね。
よく「視野を広く持ちなさい」とか聞いたことある方も多いと思います。

視野とは『自分から見えている世界』の事です。
そして、視野を広げるとは『自分から見える世界の範囲を広げる』ことを意味します。

具体的には、被写体に対して撮る向きや角度、高さなどを変えて見てみてください。
被写体によっては三脚を使って長秒で撮ってみたり、逆にシャッタースピードを極端に短くしたりして、一瞬を切り取ってみるのも面白いかもしれません。

必ず面白い写真が撮れるはずです。

一方、【視座】という言葉には馴染みのない方も多いかもしれません。

【視座】とは、今自分がいる立場を超えて、別の人間の視点で物事を見てみることです。
もし自分が子供だったら?もしくは自分が女性だったらどんな撮り方をするだろう。
あのプロの写真家さんだったらどんな事を考えながらシャッターを切るだろう?

そんなことを考えてみましょう。
【視野】とは横の広がり
【視座】とは縦の広がり

この2つを常に意識する事で、観察力は徐々に養われてくると思います。

現像力

3つめのステップは『現像力』です。

「おいおい、現像って写真編集のことだろ?写真の上達法の話をしてるのになんで編集なんだよ」
と思う方もいるかもしれません。

最近はだいぶ少なくなりましたが、日本人に多いのが【写真=真実を写すもの】であり、写真編集は邪道であるという考えを持っている方。

これについて否定はしませんが、このデジタルの時代ですから、使える物は使っていきたいというのが私の考えです。

編集と一言でいっても「明るさや色味」を変えるのか、「合成」するのか、様々な方法があります。

自分の決めたルールに従い、どこまでの編集を良しとするか、線引きしてみましょう。

ちなみに私の現像ルールは『現場に無かった物や色を足さない』という事を常に守っています。

写真編集については様々なソフトがありますが、一番メジャーなのは【Adobe ライトルーム】でしよう。

実際に私も使っています。
月に約1000円のサブスクリプション方式で、photoshopも使うことが可能です。

撮ったときはなんとなく眠たい写真でも、現像してみることで大きく生まれ変わる場合も多いです。

撮影力の低さは編集力で補っていきましょう。

https://www.adobe.com/jp/products/photoshop-lightroom.html

まとめ

この3つのステップをある程度マスターした方は、そこで初めて別のことを考えてみてはいかがでしょうか。

学びというのは段階を追って身に付けていけば、気付いたときには高い場所まで登っているものです。

あなたも是非、試してみてくださいね。

いかがでしたでしょうか。
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