【切り抜き】Photoshop禁断の機能実装「空を置き換え」

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あなたは、撮った写真を編集ソフトで加工修正する事はあるでしょうか?
編集ソフトで調整することによって劇的に良い写真になったりしますよね。

そんな編集ソフトの中でも全てのフォトグラファー、クリエイターに無くてはならないソフト「photoshop」
少なくとも私はAdobeへ足を向けて寝る事は出来ません。

今まで、当ブログでもAdobeソフトの機能についていくつもご紹介してきました。

そんなphotoshopですが、待望のphotoshop2021へのアップデートが行われました。
そこで追加された機能が話題になっています。
それが「空を置き換え」という機能。
写真の中の「空」の部分を自動認識し、曇り空を晴天にしたり、朝焼けにしたり夕焼けにしたり夜にしたり出来ます。
前景部分も空に合わせて色味調整可能という反則みたいな機能です。

今日は実際に この空の置き換え機能を使ってみて、 その面白さをお伝えできたらなと思っています。

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年に一度の旅行・遠征が晴れる確率

あなたは、晴れ男・晴れ女ですか?
楽しみにしていた年に一度の旅行が晴れる確率って、どのくらいでしょうか?
やっとの思いで取った有給休暇で、遠征した先で天候に恵まれる確率は何%でしょうか?

せっかくの旅行や遠征が「どん曇り」だったら、撮影の思い出もなんだかどんよりしてしまいますよね。

「雨や曇りで、残念な思いをしたかもしれないけど、それも含めて良い思い出だよ」
という方もいるかもしれません。

おっしゃる通り、綺麗な記憶だけが思い出ではありません。
突然の雨にうたれたり、星のきれいな場所で曇り空が広がってしまう事も、あとから考えれば良い思い出になったりします。

しかし、その天候が操れるとしたら?
神の如き力で写真の中のあなたは最強の晴れ男・晴れ女になることができます。

そう、photoshopならね。

Adobe Senseiとは

何故ワンクリックで天候を操る神の所業が可能なのでしょうか。
その理由は、アドビの機械学習フレームワーク「Adobe Sensei」によるものです。
人工知能(AI)と機械学習を駆使し、作業の高速化を支援する仕組みです。

切り抜きや修正など、クリエイティブな作業には多くの時間が掛かります。
また、単調な作業も多いのでクリエイターの集中力を阻害する大きな原因となります。

このような作業に対し、Adobeは3つの特徴を掲げた大型アップデートでこの問題を解決します。

①「より速くパワフル、かつ高い信頼性」
②「いつでも、どこでも、誰とでも制作」
③「新たな表現への挑戦」

この3つの柱によってAdobeが描く未来はいったいどのような物なのでしょうか。

実際にやってみた

空を置き換え機能は現在25程度のプリセットを準備しているようです。
実際に過去に撮影した画像を使って空を置き換えてみました。

【元画像】

この日は山肌にもやが掛かってとても幻想的な朝でした。
しかし、雲が全く出なかったのでなんだか空の印象が寂しくなってしまいました。
そんな風景をAdobe先生の力でワンクリックすると・・・

【青空】

【夕焼け】

【壮観】

いかがでしょうか。
アップで見ると境目が雑な気はしますがかなり高い精度で切り抜き出来ていると思いませんか?

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もう天気は怖くない

この空を置き換え機能は、ルール無用のクリエイティブに振り切った、かなりの反則技なので作品としての写真に適用するのはどうなんでしょうか。
少なくともコンテスト等への応募は厳しいと思います。
しかし、単純に記念撮影写真の補正などには大いに役に立つ機能と言えるでしょう。

誰もがこの機能を使うことで、作品が画一的になってしまわないように注意が必要だとは思います。
今後のAdobe、そしてphotoshopの進化からは目が離せません。

いかがでしたでしょうか。
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