あなたはソロキャンプでどんなバーナーや焚き火台を使っていますか?
アルコールやガスを使ったバーナーでしょうか?
薪を焚べるタイプの焚き火台でしょうか?
ソロキャンプは出来るだけ手軽に、でもこだわる所はこだわって楽しみたいですよね。
✓ソロキャンプを気軽に楽しみたい方
✓簡単に持ち運べる焚き火台を探している
✓キャンプだけではなく、登山やハイキングなどで道具を持ち運ぶ機会が多い方
焚き火はやりたいけど準備は面倒ですし、薪を準備したり割ったり、楽しいけど毎回はちょっと大変だという方は多いと思います。
では、ソロのアウトドアで気軽に焚き火や料理を楽しむ方法はないのでしょうか?
そんな方にオススメしたいのが「ソロストーブライト」です。
✓ソロストーブライトをソロキャンプで使用するメリットが分かります
✓ソロストーブライトに火をつける手順を分かりやすく解説
✓ソロストーブと類似商品は一体何が違うのか、その違いを徹底解剖

私は個人輸入販売を営んでおり、アウトドア商品を主に取り扱っています。
Arcteryx、Patagonia、THE NORTH FACE等の海外アパレルブランドが中心です。
また、風景写真撮影を趣味とし、多くのアウトドアフィールドで商品の着心地や使い心地について日々検証を重ねています。
その中で、私が本当に良いと思った商品だけを皆さんにお勧めしたいと思っています。
焚き火台でもありバーナーでもある。一石二鳥の「ソロストーブライト」とは
ソロキャンプであればダントツでオススメしたいのが「ソロストーブライト」です。
軽量で持ち運びが楽という事。
そして気軽に焚き火や料理、大人の火遊びを存分に楽しめるという点においてソロストーブライトの右に出る商品はありません。
無人島に一つだけ持っていくなら間違いなくこれです。
例えば、火起こしについて。
焚き火であれば薪を準備する必要がありますよね。
斧やナイフで薪をせっせと割って、フェザースティックを作って・・・それだけで疲れちゃう事ってありませんか?
もちろん、それが焚き火の醍醐味だろ!という意見は分かります。
私も薪を焚べた焚き火台にゆらめく炎を見ながらコーヒーを飲む至福の時間はとても良く理解できます。
ただ、ソロキャンプをミニマムに楽しみたい時だと、その手間が面倒に感じてしまう事も少なく無い。というのが正直な感想です。
ヘビーキャンパーではない方だと、「わかる〜」という方も多いのではないでしょうか?
また、焚き火台はそれなりに大きく重いのが特徴です。
私は登山や風景撮影を始めとした行動を伴うアウトドアが多いので、そういった方にとって「携行性の高さ」というのは非常に重要視するところではないでしょうか?
持ち運びの手軽さだけで言えば「ガス缶を使用したバーナー」が最もポピュラーですよね。
これは登山などでよく使用される道具で、携行性の高さと点火の容易さ、火力の調整が可能な点が魅力です。
しかし、バーナーは簡易的な料理等では重宝しますが、「火を見て楽しむ」という焚き火的な個性は備えていません。
そんな「焚き火台」と「ガスバーナー」のメリットを両方享受しているのが、今回ご紹介する「ソロストーブライト」なのです。
ソロストーブライトを始めとした所謂「ネイチャーストーブ」は自然に落ちている小枝や枯れ葉を燃料として着火するという特性を持っています。
燃料の現地調達が可能というメリットがあり、ワイルドなアウトドアを楽しんでいる気分に浸れます。
中でも「ソロストーブライト」は他のネイチャーストーブと比べて燃焼効率の高さや煙の少なさ、炎の持続時間の長さは群を抜いて良質であると言えます。
ソロキャンプで焚き火を楽しみながら料理も出来る。
ミニマムなアイテムとして最高にオススメ出来るギヤであると言えるでしょう。
ソロストーブライトは何がそんなに凄いのか
数あるネイチャーストーブの中で、何故ソロストーブライトをオススメするのか。
その理由は「初心者でも非常に扱いやすい」という事にあります。
ネイチャーストーブは自然に落ちている小枝や枯れ葉を燃料としています。
ちょっとワイルドな感じで楽しそうですが、でもそれってなんか「難しそう」じゃないですか?
いつでも良質な小枝が手に入るわけではありませんし、上手く火を点けられなかったらただの鉄の塊でしかないわけです。
実際、商品によっては中々火の点かない物もあります。
つまりネイチャーストーブを選ぶ際は、火が点きやすくて長い時間燃焼が持続してくれる物を選ばなければならないのです。
ネイチャーストーブの特徴として高い燃焼効率と煙の少なさがあります。
これを実現しているのは、独特な空気の流れを生む計算しつくされた構造にあります。
ソロストーブライトに燃料を入れて着火すると、熱された空気の上昇と酸素不足によって本体下側の空気穴から新鮮な空気がどんどんと吸い込まれていきます。
この空気の流れによって炎を燃やし続ける事が可能となるのです。
そして、燃焼が整ってくると、ソロストーブ最大の特徴である「二次燃焼」に入っていきます。二次燃焼とは、熱された空気が炎となって本体上部の通気口から噴出する状態を言います。
二次燃焼は非常に温度が高く、煙や灰の少ない高効率な燃焼を生み出します。
そのため、簡単に着火出来てどんどん燃え上がる。
ヘタな恋より燃え上がります。
しかも、煙も少なく火力も高いというハイスペックな炎を生み出すことが出来るのです。
そのため、初心者でも安心安定の信頼できるアイテムになることは間違いないでしょう。
ソロストーブライトのデメリット
なんだかいい事ずくめなソロストーブライトですが、デメリットもあります。
私は、使用しているなかで3つのデメリットを感じました。
×本格料理には向かない
×ファミリーキャンプには使いづらい
×雨の日は燃料が集められない
デメリット1:本格料理には向かない
まず、ソロストーブライトは非常にコンパクトなので、ダッチオーブンや大きなフライパンを使用した調理には向きません。
ソロストーブライトのゴトクの大きさは直径10.8cm。
小さめのケトルでお湯を沸かしたり、1人用のスキレットで簡単な調理をする程度の作りです。
そういう意味では焚き火を使った豪快な調理には及びません。
あくまでミニマムに楽しむ物であると考えたほうが良いでしょう。
デメリット2:ファミリーキャンプには使いづらい
これも大きさの話になりますが、ソロストーブライトの大きさでは家族みんなの調理を担うのは不可能です。
焚き火をコンパクトに楽しみたいのであれば有りかもしれませんが、ファミリーキャンプで使用するシーンはかなり限られそうです。
大人数のキャンプで使用するのであれば上位機種である「ソロストーブタイタン」がオススメでしょう。
ソロストーブは大型のアイテムも数多くラインナップされていますので、あなたのキャンプスタイルに合わせて選択することが可能です。
デメリット3:雨の日は燃料が集められない
ソロストーブライトは自然に落ちている小枝や枯れ葉を燃料にしています。
つまり、キャンプ当日に雨が降っていた場合は火が点けられません。
当日の天候が怪しい場合は、事前に燃料を拾いに行く必要があります。
私は近所の山に取りに行く事が多いですが、都市圏にお住まいの方だと困ることがあるかもしれません。
ただ、割り箸なんかを燃料にすることも可能なので、臨機応変に対応は可能だと思います。
ソロストーブライトを人気ネイチャーストーブと徹底比較
ソロストーブ始めとした「ネイチャーストーブ」は多くの種類が存在します。
果たして、他社の人気商品と比べて何が優れているのでしょうか。
今回は、2つのライバル商品と【携行性】【燃焼性】【デザイン性】の3点で比べてみました。
【ライバル製品1】ユニフレーム「ネイチャーストーブ」
ユニフレームのネイチャーストーブは本体をバラバラにして小さく収納できるのが大きな魅力です。
着火もしやすく、初心者にも使いやすい商品であると言えます。
■携行性★★★★☆
この商品は本体をバラバラにして収納可能なので、非常にコンパクトに携帯できます。
重量は320g。ソロストーブライトは255gなので、重量だけで言えばソロストーブに軍配が上がります。
ネイチャーストーブは折り畳めるというメリットがあるという一方で、組み立ての面倒さもあります。
■燃焼性★★★★☆
ネイチャーストーブには着火用の小穴があり、そこに丸めた新聞紙をはめ込む事で導火線のように火を点けることが出来ます。
シンプルで分かりやすく、火の点きやすさも申し分有りません。
しかし、火力の面ではソロストーブライトには及ばないように感じました。
■デザイン性★★★☆☆
デザインは良くも悪くも「普通」です。
スタンダードな見た目なので癖なく使用出来るのが魅力なのではないでしょうか。
所有欲を満たしてくれるのは間違いなくソロストーブライトであると言えるでしょう。
【ライバル製品2】ファイヤーボックス「ナノストーブ」
ファイヤーボックス「ナノストーブ」の強みはなんと言ってもその「軽さ」でしょう。
113gという圧倒的な軽さと、本体を折りたたんで収納できるコンパクトさで多くのキャンパーに愛されています。
■携行性★★★★★
携行性に関しては文句のつけようがありません。
ポケットサイズでかなり気軽に持ち運び出来ます。
組み立ても容易に出来ますが、若干安定感にかける感じはします。
堅牢性という部分でいうと少し不安を感じる方もいるかもしれません。
■燃焼性★★★★☆
ナノストーブは燃焼性が高く、500CCのお湯なら10分程度で沸騰させることが可能です。
サイズが小さいので、燃焼を継続できる時間は他の製品と比べて短めです。
■デザイン性★★★☆☆
本体を、バラすのではなく折り畳めるという構造上の工夫は素晴らしいです。
やはり「いちいち組み立てなければいけない」というのは面倒に感じてしまいますからね。
その面倒くささを解決した商品ということで、★3つとさせて頂きました。
見た目の格好良さはソロストーブライトには及びませんが、なんだか愛着の持てる外観だとは思います。
【本命】「ソロストーブライト」
二次燃焼による強い火力と持続力が持ち味のソロストーブライト。
ライバルの2商品と比べてどのような点が優れているのでしょうか。
■携行性★★★☆☆
ソロストーブライトは本体重量255gと非常に軽く、持ち歩きに不便を感じることはありません。
ただ、ライバル2商品のようにバラバラにすることが出来ないので、パッキングには多少の配慮が必要です。
組み立てる必要が無いという手間の少なさと、本体の圧倒的な安定感が魅力です。
■燃焼性★★★★★
ソロストーブライトの燃焼性は非常に高く、燃え尽きた後は灰もほとんど残りません。
火力の強さは凄まじく、500CCのお湯を沸かすのにかかった時間は6〜7分程度でした。
二次燃焼後は煙が殆ど出ないので、焚き火特有の服が臭くなるという悩みも減りました。
■デザイン性★★★★★
ソロストーブライトのデザインはシンプルですが、どっしりとした安定感と重厚さを感じさせるデザインです。
ソロストーブを購入した方の多くは、このデザインに惚れたという方も多いのでは無いでしょうか?
是非一度手にとって見て欲しいです。
まとめ
ソロストーブライトはソロキャンプでミニマムに楽しみたい人には圧倒的にオススメ出来る商品です。
ファミリーキャンパーであれば、ご自身のスタイルに合ったサイズのソロストーブで楽しんでみてはいかがでしょうか?
このブログではカメラやアウトドアに興味がある皆さんのお役に立てるよう、日々情報発信しています。
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