【今までありがとう】PENTAX K-1に見切りをつけてSONY α7Ⅲに買い替えちゃった話

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カメラがある喜び

しがないサラリーマンである僕も子供を授かることができました。

本当に元気な男の子で、産まれてから3歳を迎える今年まで1回も風邪をひいたことがない、それぐらいエネルギーにあふれた少年です。

以前はカメラを構えると、それが気になって寄ってきてしまうので、なかなか写真を撮ることが難しかったんですね。

ただ最近は、カメラを向けるとポーズを決めてくれるようになりました。
カメラに撮られるということが分かってきたようです。

僕も嬉しくなって、あちこち出掛けては彼の人懐っこい笑顔を写真に納め、本当に幸せな気分になっていました。

PENTAX K-1の限界

しかし、子供が大きくなるにつれてある問題が浮き彫りになってきました。
それがピント問題です。

私は以前からPENTAX K-1を使用して撮影をしていました。
当時は風景写真が中心で、K-1の解像度の高さやPENTAX特有の美しい緑の色合い、そして使いやすいUIなど、全てに満足して使用していました。

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PENTAXから他社に乗り換えるということは今まで考えたことがありません。

しかし、最近は子供の世話をしたりコロナの影響もあって風景写真を撮りに外出する機会が一気に減ってしまいました。

代わりに子供の写真を撮る機会は増えたのですが、素早く動き回る子供にPENTAX K-1ではなかなかピントが合わない・・・そんなショットが目立ち始めてきました。

子供というものは、なかなかじっとしていられるものではありません。
常にあちらこちらに走り回り、本当に自由に楽しそうに遊ぶ姿を見せてくれます。

微笑ましい反面、どうしてもピントが合わない。

熟練のカメラマンであれば関係のない話かもしれませんが、私のように趣味半分でカメラを触っているサラリーマンにとっては素早く動く被写体に ピントを合わせるという行為は容易なことではありません。

カメラの性能に頼らなければ、ピントが合った写真を撮るのは難しいということに気付きました。

PENTAXは以前からオートフォーカスが弱いと言われていましたが、ここにきてその意味が深く深く理解出来た気がします。

家族で出掛けて凄く良い写真が撮れたと、ワクワクしながら帰宅してパソコンにデータを取り込む。
よく見たらピントが外れている。

私はその度に膝から崩れ落ちていました。

あの時の楽しい思い出が台無しになってしまったような感情になり、このまま一生立ち上がれないんじゃないかっていうくらい落ち込んでいたのを今でも覚えています。

このようなことが日常茶飯時で、たった一度しかない思い出の写真がどんどんボツになっていくのを見て、とても心苦しさを感じていました。

子供の成長は本当に早いです。

たった一度の瞬間を確実に写真に収めたい。

でもこのままじゃ満足するようないい写真を残すことは難しいと感じていました。

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SONYの名機「α7Ⅲ」

そんな時に目に入ったのが、Twitterで見かけたあるポートレートフォトグラファーの写真でした。

その方は家族を中心に撮影していらっしゃるようで、子供が躍動的に動き回る姿をとても綺麗に写真に収めていました。

もちろんピントは子供の瞳にしっかりと合焦しています。

その方が使っていたカメラ、それがSONYの「α7Ⅲ」でした。

SONY機の特徴として、「瞳AF」という有名な機能があるのはもちろん知っていました。

瞳AFとは、撮影時に被写体の瞳の部分にオートフォーカスが追従して動いてくれる機能です。
革命的な機能として誰もがありがたがって使っているものだと思います。
私も非常に魅力を感じていたのですが、風景写真には必要ないだろうと思いそこまで重要視していませんでした。

ですが、今はその機能が喉から手が出るほど欲しい。
どうしても私も子供の瞳にバッチリとピントを合わせた写真を高打率で量産したいと、心から願っていました。

これならいけるかもしれない・・・

PENTAXには本当に沢山の思い出がありました。
大切に使っていたのですが、私自身のカメラマンとしての環境の変化に伴い、今最も必要なものは瞳AFだと確信しました。
そして私はPENTAXを手放し、SONYのα7Ⅲを購入することを決意したのです。

小型フルサイズ一眼の恐るべき性能

α7Ⅲを購入してからの子供の写真は本当に見違えるものになりました。

今までは子供に対して「ちょっと動かないで」とお願いしてポーズを決めてもらいピントを合わせて撮影というスタイルが当たり前だったのですが、α7Ⅲに買い換えてからの写真は、そんなことは一切気にする必要がなくなりました。

子供には好き放題走り回ってジャンプしてもらい、本当に楽しそうに遊んでいる姿を躍動感や臨場感をそのままに切り取ることができるようになりました。

もちろん、ピントは子供の瞳にバッチリと合っており、一度食いついたAFは簡単には外れません。


こうして私は満足のいく写真を高打率で量産することが出来るようになったのです。

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まとめ

α7Ⅲは2018年に発売され、使用したユーザーの誰もが「いいカメラだ」と絶賛する神カメラです。

ですが、実は後継機である「α7Ⅳ」が間もなく発売となる噂はここ1年くらいの間に一気に現実味を帯びてきました。

このタイミングでα7Ⅲを購入する事に若干の迷いはありましたが、予算の問題もあり新型機は見送りました。

「俺は湯水のようにカメラに金を使えるぜ!」という方は止めませんが、私のような一般家庭のサラリーマンにとっては、逆に価格が下がっている今がα7Ⅲの買い時かもしれません。

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