ワイズ(旧トランスファーワイズ)とは?海外サイトでの買物や個人輸入で手数料を最大限安くする方法

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『手数料は、輸入しない』

海外サイトで買い物をした時に、「あれ?なんか思ったより高いなぁ」と感じたことはありませんか?
それ、損しているかもしれませんよ。
海外サイトでのオンラインショッピングにおいては、クレジットカードやデビットカードで支払いをする方が多いと思います。
その際、商品代金の他に徴収される手数料が「海外取扱事務手数料」です。

■海外事務手数料とは
海外でのカード決済には手数料が発生します。
これは、簡単に言うとカード会社が日本円から現地通貨に換算する為の事務処理コストの事です。日本国内での決済とは違い、たとえ一回払いでも手数料が発生します。

この海外取扱事務手数料の他に、実は「謎の隠し手数料」も存在しています。
この隠し手数料の正体は「銀行が独自に定める為替レート」のことで、その詳細はブラックボックスとなっている場合が多いのが実情です。
大抵の場合、実際の為替レートよりも高くなっているのが特徴で、中間マージンを上乗せした価格になっています。

「海外サイトでの買い物で、商品代金以外の余計な手数料は払いたくない」
これは、全ての消費者の願いでしょう。
海外通販は関税などの税金を払う必要もありますから、出来るだけ手数料を抑えるのがセオリーです。
そんな悩みを解決する方法が存在するのをご存じでしょうか。
それが、本日ご紹介する「Wise(旧TransferWise)」のデビットカードを使用した決済です。
個人輸入ビジネスを副業としている私がオススメする「一番損しない決済方法」ですので、是非参考にして下さい。

Wiseの口座開設はこちら

■この記事を読むメリット
・一番損しない決済方法「Wise」とは何なのかが理解できます。
・あなたが知らずに払っている「隠れ手数料」から逃れる方法を教えます。
支払額に数千円の差が出る場合も。もう一つ欲しい物が買えるかもしれません。
森山ヒカル
森山ヒカル

私は個人輸入販売を営んでおり、アウトドア商品を主に取り扱っています。
Arcteryx、Patagonia、THE NORTH FACE等の海外アパレルブランドが中心です。
普段私が使っている物の中で、本当に良いと思った商品だけを皆さんにお勧めしたいと思っています。

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一番損しない決済方法「Wise」とは?

Wise」は2011年にロンドンで創業されたフィンテック企業で、世界中に14の拠点を持っています。
ユーザー数は世界中に約1000万人。
毎月6000億円以上のお金が送金されています。

2021年2月、「TransferWise」から「Wise」へ社名変更されました。

Wiseは「国境なき金融の実現」を目指し、以下の3つを柱とした、ユーザーに優しいシンプルな操作性が評価されています。

「Wise」があなたの財布に優しい理由

手数料の透明性が高い


Wise」は、何にどの程度手数料が掛かったのか、しっかり表示してくれます。
これは当たり前のようで意外とそうではありません。
私は以前、ジャパンネット銀行のデビットカードを使用して決済していましたが、「え?なんでこんなに引かれてるの?」という取引が凄く多かったです。

その際に引かれる海外事務手数料は、カード会社毎に「決済金額の2~3%」が標準となっています。
Wise」デビットカードの手数料は0.45%~3%」となっています。

■日本のカード会社の手数料一覧
・楽天銀行デビット
3.08%
・paypay銀行(旧ジャパンネット銀行)デビット
3.08%
・Sony Bank WALLET
1.76%
・SMBCデビット
3.05%
森山ヒカル
森山ヒカル

0.45%~というのは、かなりの破格ですね!

ちなみに、下の画像は私が過去に決済した国内銀行デビットカードの支払い履歴です。
これを見ると、手数料の高さが分かると思います。
また、「隠れコスト」の存在にも気付かれるのではないでしょうか。

海外サイトで購入した商品の金額は「£595.63」でした。
当時、ポンドは£1=139円でしたので、日本円で約「\82,792-」の商品代金が掛かっている計算になります。
この銀行の海外事務手数料「3.08%」を加算すると「\85,938-」になるはずです。

正直、3.08%の手数料だけでも相当高額です。
しかし、明らかにそれ以上の金額、約1,000円が上乗せして出金されているのが分かりますでしょうか。
この謎の手数料に不信感がつのるんですよね。
それに比べ、「Wise」は決済時に明確に表示してくれるのでユーザー側に納得感があります。

為替レートが安い

Wise」の為替レートは「ミッドマーケットレート」と呼ばれています。
聞きなれない言葉ですよね。
これは中間マージンなどの「隠れコスト」が上乗せされていない為替相場本来のレートの事です。

先述の通り、Wiseは「手数料の透明性」を前面に押し出しており、他社と比較して安いレートでの買い物が可能となっています。

マルチカレンシー口座が便利

Wiseのデビットカードは「マルチカレンシー口座」と呼ばれるシステムを採用しています。
これは、50以上もの外国通貨が保管できる仕組みです。
つまり、相場が安い時に外貨両替しておけば、現地通貨で口座に持っておくことが可能になります。

例えば、私の場合はイギリスのオンラインショップで買い物をする場合が多いので、£(イギリスポンド)を出来るだけ安く両替したいと考えています。

しかし、実際に買い物をするタイミングで為替レートが安くなるとは限らないですよね。
そんな時に便利なのが「マルチカレンシー口座」です。

ポンドは高騰傾向にあり、なかなか下がる気配がありません。
それどころかドンドン上がっています。

そんな時でも、安い時期にまとめて両替して、ポンドで口座に保管しておけば、いざイギリスのサイトで買い物する時にお得に支払い可能となります。
だって、持ってるポンドで支払うだけですから。

これが、マルチカレンシー口座の素晴らしい所です。
ちなみに、支払い時にポンドの残高が足りなければ、最も安いレートの通貨から自動で両替して支払いしてくれます。

Wiseのデメリット

なんだか良いことずくめの「Wise」ですが、デメリットはあるのでしょうか。
レビューサイトの「trustpilot」におけるWiseの評価は「4.6」とかなりの高評価です。
レビュー数は115,223件で、85%のユーザーが「優良」と評価しています。

森山ヒカル
森山ヒカル

ちなみに、ご存じ「AmazonJapan」は評価「3.5」となっています。
Wiseの優良度がよく分かりますよね。

そんな中でも低評価レビューはあるものです。
いくつか抜粋してご紹介します。

■Wiseデメリット
・最大送金額は100万円まで
・返金処理が遅い場合がある
・カスタマーサービスに対する低評価が多い

この辺りが低評価レビューで多い所でしょう。
良くも悪くも海外企業という感じでしょうか。
とはいえ、低評価レビューに対してはしっかりと返信しており、私個人としては誠実な対応をしている印象でした。

Wiseの安全性は?

Wise」を使用する上で心配なのが、セキュリティなどの安全性ですよね。

・預けている資金は安全に保管されるのか
・Wise社が潰れたら、預けている資金はどうなる?

このあたりが気になるところではないでしょうか。
それぞれについて解説していきます。

預けている資金は安全に保管されるのか


一般的な銀行は、金融サービス補償スキーム(FSCS)や連邦預金保険公社(FDIC)のような金融保護スキームに顧客の資金を預け、保険を掛ける事が法律で義務付けられています。

しかし、「Wise」は金融保護の為の保険は掛けていません。
「え?」と心配に思われる方もいるかもしれませんが、心配いりません。

これは、顧客のお金を貸し出してリスクを負うことで利益を上げている一般の銀行とは異なり、「Wise」はお客様の資金を運用することはありません。
つまり、顧客の資金を融資に回したり、リスクの高い投資に使うことはありません。

そのため、金融保護のための保険は掛ける必要がないのです。

代わりに、「セーフガード」という仕組みが取られています。
顧客の資金はWise社のビジネスで使用している口座とは完全に別の口座に保管されています。
そのため、Wise社に万が一の事があっても安全に資金は保管されるのです。

Wise社が潰れたら、預けている資金はどうなる?

先述の通り、顧客の資金はWise社の口座とは別の口座で管理されています。
Wise社が倒産しても、顧客の資金は全額返金されます。

しかし、顧客の資金を保管している銀行に何かが起こった場合は話が別で、資金は保証されません。
これは当然と言えば当然ですよね。

まとめ

口座開設だけでも可能です

Wise口座の開設はこちら

Wise」の口座を開設すれば、デビットカードも同時に申し込み可能です。
口座開設は無料なので、個人輸入に興味のある方は登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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